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内定を複数もらった場合の絞り方と断り方

内定の絞り方、どうやって就職先を決めるべき?

就職活動をする際には、複数の企業と面接を受けます。
その結果、複数の企業から内定をもらう人もいるでしょう。
しかし実際に就職できるのは1社だけですから、複数社から内定を受け取った場合、自分に合った会社を絞り込み、他社は断らなければいけません。

複数社から内定をもらった場合、あまり時間をのんびりかけて絞り込むことはできません。
時間をかけると企業に迷惑が掛かりますし、かけすぎてしまう企業に「来る気がないのかな」というマイナスの印象を与えてしまいます。

内定先を絞る際には、そこで働いた場合のメリットとデメリットをリストアップして、自分の性格や価値観と照らし合わせて考えると良いでしょう。
自分が本当にやりたいことは何か、将来はどんな展望でどんな風に働きたいのかを見据え、その夢を実現できそうな会社を選ばばよいのです。

迷ってしまったらどうする?

どうしても1社に絞り込めない時には、どうしたら良いのでしょうか?
最もNGな対応方法は、一人で悶々と考えるという方法です。
かんがえても結論が出ないから迷っているわけです。
周囲や家族に相談するのもアリですが、どうするか答えが出ない場合には、会社の担当者に相談するという方法もおすすめです。

会社にとっては、他社と天秤にかけられて迷っているということは印象が良くないかもしれません。
しかし他社も欲しがっている人材ということで、優秀な人材であることが分かるでしょうし、そんな人材ならばぜひわが社に来てほしいと考えるものです。
担当者に相談した場合の対応によって決断できることも考えられます。

そこで実際に働いている社員の人から話を聞くという方法も良いでしょう。
職場の雰囲気や働きやすさなど、募集要項には記載されていない情報を知ることで意志が固まるかもしれません。

上手な断り方とは?

複数社から内定をもらった場合、行かない会社に対しては断らなければいけません。
無視やスルーは社会人としてNGなので、くれぐれもしないように気を付けましょう。

断る際には、メールよりも直接電話で断るのがマナーです。
電話の方が誠意を感じられますし、どういう理由で辞退するのかという点においても人事担当者が納得できる理由を説明できます。

また断る際には、できるだけ早めのタイミングで連絡するのがマナーです。
言いづらいことですが、悪い知らせこそ早く相手に伝えるのが社会人としてのルールです。
そうすることで、会社側も次の一歩を踏み出しやすくなるでしょう。

辞退理由を聞かれたら、ダラダラと説明するのではなく簡潔に答えましょう。
ただし、給料があちらの方が良いとか、業務内容があちらの方が魅力的だというようなマイナスの回答はNGです。
やりたい事があるとか、第1志望だったからなど、会社に対して失礼のない辞退理由がマナーです。