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効果的な自己PRの書き方

自己PRでは事前の自己分析や他己分析が重要

就職活動のシーズンになると、履歴書やES(エントリーシート)を書く機会が急に増えます。
学歴などは卒業した学校そのまま書くだけですからいいのですが、筆がぱたっと止まってしまうのが「自己PR」の項目です。

自己PRというのは面接官が「入社の意欲はどのぐらいあるのか?」「この人はうちの会社にどのくらい貢献してくれるのか?」などを見るための項目です。
ですからここをきちんと書くか書かないかで書類審査の結果が大きく変わってきます。

自己PRを書く場合には2〜3日かけて、よく文章を練ってから履歴書に書き込むことをおすすめします。
まず最初に自己分析をきちんとして、自分のどこが長所なのかを自覚することから始めましょう。

「粘り強い」「人の意見をよく聞く」「思いやりがある」などといった自分の長所を分析してみます。
自分ではよくわからないという場合には友人や家族の他己分析を参考にします。

他己分析を聞いていれば、自分では気が付かなかった長所に気がつくこともあります。

効果的な書き方のポイント

自己PRを効果的なものにするためには、具体的なエピソードを交えて書くのがおすすめです。

ただ単に「粘り強い性格です」と書くよりも、「部活ではサッカーをやっていました。最初は補欠からスタートしましたが、毎日自主練習を怠らなかった結果、レギュラーになることができました」などと具体例を添えた方がより大きなアピール力があります。

面接時の話題作りにもなりますから、できるだけポジティブなエピソードを添えておきましょう。

注意点

自己PR欄というのは本人のやる気を示す項目でもありますから、ここおざなりに書いてしまうのはよくありません。
「特にありません」などと書くのはもちろん論外です。

ペンのインクが薄い、ところどころかすれているといったポイントもマイナスになりますので、きれいにはっきり書ける筆記具を用意したいものです。

それから自己PRを書く欄に合わせて文章量を調節することも大切です。
手書きで提出するのであれば読みやすい大きさの字で、欄がちょうど埋まるくらいの文字数になるように工夫しなければなりません。

ます最初に下書きをしておいて、量を調節するといいですね。
尚、履歴書では修正液や修正テープは基本的に使えません。
書き間違えたら書き直すのが原則です。

自己PR欄以外の趣味や特技の項目も大切なアピール箇所ですから、意識してできるだけ詳しく書くようにすると面接で話題となることもあり、有利です。

現在取得に向けて勉強中の資格がある場合も、「○○免許取得に向けて勉強中」などと書いておくと好感度がアップします。