洋服の青山が始めたレンタルサービス
社会人ならスーツは1着ぐらい持っているべきアイテム、と考える人は少なくありません。
しかし近年の就活においては、オンライン面接だから上着だけあれば十分だったり、地方からスーツを持って上京するのが大変などスーツに対する悩みが増えています。
そこで始まったのが、就活生を対象としたレンタルスーツのサービスです。
スーツのレンタルサービスは、紳士服の青山を展開している青山商事から提供されているサービスです。
就活生を対象としているため、レンタルできるスーツはリクルートスーツがメインとなりますが、就活生でなくても利用することは可能です。
近年ではスーツ購入の費用がリーズナブルになっているため、就職してからも着るという人や、何回もレンタルが必要になるという人ならレンタルではなく購入したほうが安上がりかもしれません。
しかし経済的に余裕がない学生にとっては、リーズナブルにスーツを借りられるサービスということで注目されています。
きっかけは学生の声
洋服の青山がスーツレンタルサービスを始めたきっかけは、学生たちからの声でした。
就活面接のためにスーツを持って新幹線や飛行機に乗るのは大変という人がいたり、就職したら着ないという人が多いリクルートスーツは、できれば買わずに済ませたいという人も少なくありません。
また、学生だからスーツ購入は経済的にキツイという声も多く、レンタルサービスに踏み切ったわけです。
洋服の青山の店舗に行けば、リーズナブルに販売しているスーツがたくさんあります。
そのため、レンタルサービスを開始したばかりの頃には「買ったほうが安いのではないか」という声も多くあったようです。
買うのが安いのか、それともレンタルが安いのかについては、レンタルサービスを何回利用するかによって変わります。
洋服の青山によると、4回までの利用ならレンタルが安く、5回以上利用する人なら購入したほうが安上がりになるのだとか。
レンタル価格は学生が利用しやすいリーズナブルな価格帯
レンタルスーツの利用は、4泊5日で3900円という価格(税抜)です。
飲み会に1回行くぐらいの価格なら、学生でもアルバイト代から捻出できそうです。
利用する際にはサイズをあわせる作業があるため、まずは全国展開されている洋服の青山へ来店し、サイズを測ったうえでスーツを選びます。
そして予約した日に店舗で借り、返却日には再び店舗で返却するという方法となります。
クリーニング代が必要ないという点を考えても、3,900円はお得な価格と言えるでしょう。
また面接日を工夫すれば、4泊5日の期間に複数の会社の面接を受けることも十分に可能です。