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どれを受ければいいの?目的別に選ぶTOEIC、TOEFL、IELTSの違い

英語試験の違いを理解しよう

英語にはさまざまな試験があり、特にTOEICやTOEFLは有名です。
ただ、他にもIELTSなども、人気の試験です。

英語の勉強をするときには、どの試験を受けようかで迷うことがあります。
それぞれの試験で出題形式や問題量、問題の傾向などが異なります。
どの試験を受けるかによって対策の勉強が変わってくるため、「自分に合った試験」を選ぶことが大切なのです。

ただ、TOEIC、TOEFL、IELTSは有名ではあるものの、その違いをきちんと理解している人は少ないです。
そこでここでは3つの試験について、違いを解説します。
これらの試験で高いスコアを取っていると、今後の就活などで大きく役立ちます。
ぜひ参考にして、あなたの今後に役立ててください。

TOEIC、TOEFL、IELTSの違いについて

まずTOEICは「ビジネス現場で使う英語能力を判断する試験」です。
企業はTOEICのスコアを重視する傾向がありますが、これはTOEICがビジネス向けという特徴をもっているからです。
TOEICのスコアは就職でアピールポイントになることが多いため、頑張りが今後のリターンにつながりやすいです。

TOEICは990点満点ですが、600点ほど取っていると、企業の面接で有利になりやすいです。
ただ、より人気のある大手企業を受ける場合には、800点などのより高いスコアを目指す必要があります。

次にTOEFLですが、TOEFLは「英語を母国語としない人向けの、英語能力を判断する試験」です。
つまりTOEFLは「総合的な英語能力を測る試験」という側面が強いです。
就職で有利になるかどうかではなく、純粋に英語の総合力を測定したい場合はTOEFLを受験すると良いでしょう。

ただ、TOEFLで高いスコアを取っている場合も、就職で有利になることはあります。
「TOEFLだから、就職には役立たない」と考えないように気をつけてください。

最後にIELTSとは、TOEFLの中の種類として設けられている試験です。
TOEFLの中でも難易度が高い試験となっており、さまざまな作業を組み合わせて問題を解きます。
例えばレクチャーなどが音声で流れ、その内容を元に解答用紙に自分の考えなどをまとめます。
英語の試験にある程度慣れている人向けの試験といえます。

自分に合った試験の受験を

TOEIC、TOEFL、IELTSには、以上のような違いがあります。
どれも英語学習に役立つ試験ではありますが、それぞれに異なる特徴があるのです。
迷ったらまずはTOEICが良いですが、他の試験についても、受験を検討してみると良いでしょう。
ハイスコアを目指して、勉強を頑張りましょう。