大学生が同棲するメリットは?
大学生だけでなく社会人でも、結婚前の同棲はハイリスクです。
何年も付き合ったカップルが同棲に踏み切ったことで、恋人関係が崩壊してしまうこともあります。
学生にとっての同棲には、どんなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
大学生が同棲するメリットは、一緒に過ごせる時間が増えるという点があります。
試験前など忙しい時でも、家に帰れば恋人がいるので毎日必ず会えます。
それにデートに出かけなくてもお金をかけずにおうちデートを楽しめるという点もまた、大学生カップルにとっては大きなメリットかもしれません。
家賃や光熱費を折半にすることで、生活費が節約できるというメリットもあります。
一人で生活費を全額負担するよりも、二人で折半にしたほうが一人当たりのコストを節約できます。
知っておきたいデメリットは?
同棲とは、愛する恋人同士が一緒にいるだけの時間ではありません。
生活の拠点を一つにするということで、越えなければいけないハードルはたくさんあります。
まず、親から反対されることが予想されます。
親の反対を押し切ってまで同棲するかどうかは、難しい決断となるでしょう。
また、それまで実家暮らしをしていた人が同棲のために家を出ると、生活費を稼ぐためにアルバイトをしなければいけません。
学業とアルバイトの両立が難しく、場合によってはアルバイト三昧で学業がおろそかになってしまうリスクもあります。
同棲すると、洗濯や掃除などの家事をどちらがやるかでケンカをする可能性も考えられます。
うまく話し合いができないと、女性は学校に通いながらアルバイトもこなし、家に帰れば洗濯や料理などの家事が待っているという事態にもなりかねません。
同棲する前に知っておきたい注意点
大学生で同棲を始める際には、いくつかの注意点を理解しましょう。
1つ目は、お互いの親の了承を得るという点です。
学生では親の同意がなければアパートを借りることもできませんから、まずはお互いの親に納得してもらうことが大前提です。
2つ目は、同棲した後の生活を具体的にシミュレーションしてみましょう。
料理や洗濯、掃除などはどうやって担当を決めるのか、また生活費は毎月お互いにどのぐらいを負担することになるのかを考えた上で、お互いの勉強を邪魔せずに狭い空間で共同生活ができるのかどうかを、冷静に検討しましょう。
3つ目は、ロケーションです。
同じ大学に通う2人なら、大学に通いやすいロケーションでアパートを探せばよいでしょう。
しかし違う大学に通う恋人は、どこに住むかによって通学の時間が変わります。
これまでの暮らしと比べてどこがどのぐらい不便になるのかという点も含めて、メリットとデメリットをリストアップする作業はとても大切です。