先輩とどう関われば良い?
目上の人と関わることは、学生時代だけではなく、社会人になってからも切り離すことはできません。
学生のころから先輩と正しく接する方法を身につけておくことは、学生時代を楽しく快適に過ごせるだけではなく、社会人になってからも大きなメリットとなるでしょう。
先輩という立場は、友人や後輩との関係とはやや異なります。
中学校や高校の時においては、部活の中で必要以上にペコペコしなければいけない環境があったかもしれません。
しかしそうした環境の中でも、先輩との付き合い方を工夫することで可愛がってもらっていた人はいるでしょう。
大学のサークルでは中高の体育会系のような厳しさはないため、必要以上にペコペコする機会はないでしょう。
しかし、上下関係における基本をきちんと理解して実践すれば、先輩と良い関係を築くことができます。
学生時代には、先輩の立場になる人と関わる機会はたくさんあります。
例えばサークルに加入すれば、普段から先輩とコミュニケーションをとる機会を得られます。
またアルバイトをすれば、先輩から仕事の指導を受けることになります。
学校の授業でも同じ授業の中には先輩がいたり後輩がいたりするため、授業を通して先輩と交流する機会があるかもしれません。
カフェテリアにも先輩はたくさんいるので、交流する機会があるかもしれません。
先輩と関わる際には、相手が「かわいがりたいな」と思えるような後輩力を持っているのが理想的です。
具体的にどんな点を工夫すれば、後輩力を高められるのでしょうか。
先輩と良好な関係を築く方法
先輩と良好な関係を築くためには、後輩力をアップするためにいくつかのポイントを抑えると良いでしょう。
1つ目は、聞き上手になることです。
話し上手よりも聞き上手の方が、後輩としては可愛がられやすいでしょう。
そして聞き上手でいながらも、先輩の話を膨らませることができればベターです。
共感するだけでもOKですが、先輩の話に対して質問をしたりもっと知りたいと食いついたりすれば、先輩にとっては「かわいい後輩だな」と思ってくれるかもしれません。
2つ目のポイントは、愛想よく接するという点です。
これは相手が先輩でなく友達や後輩の場合にも同じです。
気軽に話しかけやすい雰囲気を持っていること、そして愛想よくニコニコしていることが、先輩との良好な関係を築くうえでは大切です。
3つ目のポイントは、素直でいる事です。
先輩から注意されたりアドバイスを受けた時には、うるさいなと思ったり、言われなくても分かっていると思うことがあるかもしれません。
しかし、先輩は自分のために注意してくれているわけですから、その気持ちを素直に受け止め感謝しましょう。
注意された時に反発したりブスッとしている人は、残念ながら先輩からは可愛がってもらいづらいです。