好印象を与える身だしなみのポイント
就職活動をスタートするとなると、これまでの学生気分を一新してきちんとした心構えを持たなければならなくなります。
ひたすら自由で、友人と楽しいひとときを過ごすことのできた学生生活とは違い、就活ではスケジュールをきちんと立て、計画的に行動することが大切になってきます。
心構えだけではなくて身だしなみに関しても自由な学生生活とはきっちりと分け目をつけなければなりません。
ここでは好印象を与える身だしなみがどんなものかについて見ていきましょう。
まず、スーツはブランドものや個性の強いものは避け、無難なデザインのものを選ぶようにします。
どれがいいか迷った時には店員さんに相談するのが一番でしょう。
大きくてゆったりしたデザインのスーツはラフすぎる印象を与えてしまいますので、サイズ選びも慎重に行います。
ワイシャツもかっちりとしたオーソドックスなタイプのものを最低でも2枚は用意しておきましょう。
一人暮らしでアイロンをかけるのが下手だという人は、ノーアイロンでも形の崩れないシャツがおすすめです。
ネクタイも高価な物である必要はありませんが、目立ちすぎない上品なデザインのものを選びたいものです。
面接をしていると足元がやけに目立つことがありますので、嫌味のない靴を一足用意しなければなりません。
ツヤのあるエナメルタイプや凝ったデザインの靴は就活には向いていません。
「身だしなみ」というのは服装だけに限ったことではありません。
面接の際に好印象を与えるためには髪型にも気を配ることが非常に大切です。
フケ性の人は早めに専用シャンプーでケアしておくなどして、清潔感を第一にするのが大原則です。
髪型に関しても床屋さんに就活していることを説明して、ふさわしいカットにしてもらいましょう。
髪染めなどは厳禁です。
手も意外と目立つ箇所なので、爪はきちんと短く切りそろえておきたいものです。
普段は時間を見るのはスマホで済ませている人も、面接の時は腕時計をしていきましょう。
服装自由の面接・説明会の場合
会社によっては「私服でお越しください」「面接当時の服装は自由です」などと言ってくるところもありますが、この場合はどうしたらいいのでしょうか。
アパレル系に就職を希望している場合には、本人の服装に対するセンス、着こなしの具合を面接官が見たがっていることがよくあります。
このようなケースでは、面接を受ける会社のブランドものスーツを着ていくのがベストです。
そうすれば面接官に与える印象も格段に良くなります。
逆に個性の強いアパレル系の面接なのに、カチカチのリクルートスーツを着て行くと「センスがない」「野暮ったい」と思われますから注意したいものです。