学生で起業するのも選択肢
学生は「勉強することが大切」という話をよく聞きますが、学生のうちに起業することもひとつの選択肢です。
「学生のうちから起業するなんて、まだ早すぎる」と思う人もいますが、学生で起業することは、社会人になってから事業を始めるよりも良い点があります。
そこでここでは、学生で起業することのメリットを3つ紹介します。
これからの将来をどうしようか考えているなら、参考にしてほしいと思います。
学生のうちに起業するメリット3つ
学生で起業するメリットのひとつ目として、「大きな経験を積むことができる」という点が挙げられます。
会社で働く場合、会社の事業全体を見渡すことはできません。
会社が手がけているさまざまな事業の一分野を担当し、さらにその中でも営業や企画など、一部分の仕事をすることになります。
もちろんスペシャリストとして、ひとつの仕事を追求することは良いことです。
ただ、起業して事業全体を見通すと、会社員として仕事をする場合とは違う、さまざまな経験をすることができます。
会社員として働くと、毎日同じような仕事をする場合も出てきます。
しかし起業すると、毎日違った出来事や問題に直面することが多いです。
するとあなたが得られる経験は非常に大きく、それは今後にとても役立つはずです。
次に「まだやり直しがきく」という点もメリットです。
起業しても全員が成功するとは限らず、残念ながら失敗してしまう人はいます。
年齢を重ねてから初めて起業をする場合、もし失敗してしまったらやり直しをすることができません。
また、もしも高齢になってから大きな借金を抱えることになってしまったら、生活が立ち行かなくなる可能性もあります。
これに対して学生の段階で起業する場合、失敗してもまだ20代前半です。
この年齢なら、今後の道をもう一度考え直したり、失敗を糧にあらためて起業したりすることができます。
最後に、「アルバイトとはまったく違う収入を得られる」という点もメリットです。
多くの学生は、バイトをして収入を得ています。
バイトでは時給1,000~1,500円ほどですが、起業して上手くいけば、学生の段階で高収入を得られる可能性があります。
やりたいことや欲しいものがたくさんあるなら、起業を考えてみるのも良いでしょう。
起業にはメリットが多い
以上のように、学生のうちから起業することにはさまざまなメリットがあります。
学生のうちから起業すれば大きな経験となり、リスクも小さく抑えることができます。
「まだ若すぎるから」と諦めず、頑張って起業に取り組んでみるのは良いことといえます。
もちろん良い面だけでなく、起業すると大変なこともあります。
よく考えて、事業を始めるかどうか考えてみてください。